カビよさらば!余った餅は「水餅」にして食べきろう

 

 正月の楽しみの一つといえば「餅」。でも食べきれずに余ってしまうこともありますよね。そこで今回は餅を簡単に長持ちさせる方法「水餅」をご紹介します。

 

酸素に触れさせずカビから守る!

  「水餅」は冷蔵庫がなかった時代から行われてきた保存法です。用意するのはタッパーなどの密閉容器と水だけ。水に漬けることで餅が乾燥してカチカチになるのを防ぐとともに、カビの発生の原因となる酸素に触れるのを防ぐことができます。

 

  《水餅のやり方》

  ①餅の周りについている粉を落とす。

  ②清潔な容器に餅を並べ、しっかり浸るくらいまで水を張る。

  ③ホコリや雑菌が入らないよう、フタかラップをして冷蔵庫で保存する。

  ④水は毎日取り替える。

 この方法で1カ月くらい保存することができます。ただ、水を取り替える手間もあるので、長期間保存するときやたくさんの餅を保存したい場合は、一切れずつラップに包んでフリーザーパックなどに入れてから冷凍保存するのもいいでしょう。

 

焼き餅や雑煮に飽きたらコレ!

 餅が余りがちなのは、同じ食べ方が続いて飽きてしまうからかもしれません。そんな時はいつもと一味違ったアレンジレシピはいかがでしょうか?

 

  《カレー餅グラタン》

  ①ぬらした餅をグラタン皿に2個並べて電子レンジで温める(600W1分程)。

  ②餅の上からレトルトカレーをかけ、ピザ用チーズをかける。

  ③オーブンやトースターでチーズに焦げ目がつくまで加熱すれば完成。

 

  《餅ピザ》

  ①切り餅をオーブンやトースターで34分焼く。

  ②薄い焼き色が付いたら裏返してケチャップを塗る。

  ③ピーマンやハムなどお好みの具をのせ、ピザ用チーズをかける。

  ④チーズが溶けるまで34分焼いたら完成。

 

なお、オーブンレンジ『石窯ドーム』のグリルで餅を焼けば、角皿にとれちゃうコートが施されているので餅がくっつかず、お手入れも簡単です。また、固くなってしまった餅は表面をサッと水で濡らし、電子レンジで30秒~1分ほど加熱すると柔らかくなります。ぜひお試しください。