体を包めないミニバスタオル、なぜ人気?
お風呂上りの必需品「バスタオル」。バスタオルは体を包めるくらい大きいほうが、水滴をしっかり拭き取れて気持ちがいいですよね。ところが最近、通常サイズよりも一回り小さな「ミニバスタオル」が売れているのです。
25cm短くても売上2倍
国産高級タオルで有名な愛媛県今治市のタオルメーカー・イケウチオーガニックは、幅55cm×長さ120cmの「プレミアムコンパクトバスタオル」を販売。通常のバスタオルより幅は17cm、長さは25cm短いのにもかかわらず、2021年1~6月の売上は2年前の同期に比べて2倍に増えたといいます。
また、生活雑貨を扱う無印良品でも、以前より女性をターゲットに「スモールバスタオル」(幅60cm×長さ120cm)を販売してきましたが、近年は男性の購入者も増えているのだそうです。
洗濯・収納ストレスを軽減
バスタオルが小さいと物足りなさそうですが、なぜ人気を集めているのか?その理由は何と言っても洗濯のしやすさです。
大きなバスタオルを毎日洗濯するのは大変な作業ですし、物干しスペースも占領されます。部屋干ししなければならなかったり、家族人数が多ければばなおさら大変です。しかし、ミニバスタオルならかさばらず、一度にたくさん洗えるというわけです。
また、ミニバスタオルだと省スペースで収納しやすいという利点もあります。既婚世帯の所有タオル数は平均45枚(2017年花王調査)と意外と多いのです。
それでも「ふわふわの大きなタオルで体を包みたい!」という大判バスタオル派の人も多いでしょう。そんな場合のバスタオルのお洗濯は、大容量で一度にたくさん洗えて乾燥もふんわり仕上がるドラム式洗濯乾燥機『ザブーン』で解決ですね。