孫と遊べる「走らないサッカー」「球が大きい卓球」
ジム通いやウォーキングに励んでいる皆さん。ひとり気ままに運動するのも楽しいですが、競技スポーツにチャレンジしてみるのはいかがですか？
「そこまでの体力の自信はないなぁ…」「対戦相手が若い人だと負けちゃうよ…」と思われるかもしれませんが、今、異なる世代が一緒になって楽しめる“全世代型スポーツ”が人気なのです。
走行禁止の「ウォーキングサッカー」
「ウォーキングサッカー」はその名のとおり歩いて行うサッカーのこと。「早歩きはＯＫだけど走るのは禁止」「接触・スライディング・ヘディングは禁止」といった特別なルールがあり、年齢や性別、サッカーのスキルの有無を問わず、誰もが参加しやすくなっています。
ゆっくり動くので筋肉痛になりにくく、それでいてしっかり有酸素運動になるので脂肪燃焼にも有効。通常のウォーキングに比べ３倍以上の消費活動量があると言われています。
現在、世界５３カ国で親しまれており、日本の競技人口もじわじわと増えているとのこと。興味を持った方はＹｏｕｔｕｂｅ等で「ウォーキングサッカー」または「ウォーキングフットボール」で検索してみてください。
ラリーが続いて楽しい「ラージボール」
もう一つおすすめなのが卓球の一種「ラージボール」です。卓球というと激しいラリー（打ち合い）を想像しますが、ラージボールは初心者の人で楽しめるよう道具に工夫がされています。
球は通常の卓球よりも４ミリ大きいので打ちやすく、重さは０．３～０．５ｇ軽くてスピードが出にくくなっています。ラケットも表面が凸凹としたラバーを使用しているため球に回転がかかりにくく、ラリーが続きやすいというわけです。
球をバシバシ打つ若い人が相手でも、うまくミスを誘うコツがあるのだとか。身体と頭脳を同時に使うので認知症予防の効果も期待でき、全国各地で競技人口が増えているそうです。
◇ラージボールの魅力や楽しみ方をご紹介！（日本卓球株式会社）
年齢を気にせずワイワイ楽しめる“全世代型スポーツ”。ご家族やご友人を誘って始めてみてはいかがでしょうか？