玄関網戸にドラム式、「節電消費」が伸びてます!
6月から大手電力7社による電気料金の値上げが実施されています。エアコンフル稼働シーズンも間近に控え、戦々恐々としている人も多いのではないでしょうか?
その一方で、節電対策をするためにお金を使う「節電消費」の機運も高まっています。
玄関網戸で空気を循環
住まいに関するSNS『ルームクリップ』の運営会社によると、「節電」という言葉を含むキーワードでの検索率が昨年12月より急上昇。その後、検索の波は一旦落ち着いたものの、5月から再び増加傾向にあるそうです。
実際に「節電」で検索してみると、さまざまな工夫やアイデアの投稿がヒットします。
例えば、Aさんが導入したのは玄関用の網戸。虫の侵入を防ぎながら玄関ドアを開けることができ、風通しが良くなってエアコンをつけずに過ごせる日もあるとのこと。天井照明に後付けできるファンも導入し、室内の空気が循環するよう工夫しているそうです。
家電買い替えは消費電力優先
家電を省エネ性能が高い機種に買い替える人も増えています。Bさんは洗濯機を選ぶ際、電気代の高騰を意識して消費電力を優先事項に検討。省エネ性能に優れたヒートポンプ式のドラム式洗濯乾燥機に買い替えたそうです。
また、冷蔵庫も買い替え時期が近いとのことで、夏前に省エネ効果の高い機種を購入予定だそうです。
「節電」というと「ガマン」するイメージがありますが、効果的なリフォームや家電の買い替えを行うことでも対策になります。もちろん一時的に大きな支出になりますが、その後何年間も電気代が抑えられることや、快適性がアップすることを考えるとお得と言えるでしょう。