靴下の洗濯「表のまま」「裏返し」どっちが正解?
皆さんは靴下を洗濯するとき、裏と表のどちらを外側にして洗っていますか?
脱いだときに裏返しになった靴下をそのまま洗濯機に入れて、家族から「裏返したまま入れないで!」なんて怒られた経験がある人もいるのでは?
8割が「表のまま洗濯」
靴下の洗濯方法についてたずねたアンケート調査※によると、「表のまま」が80%、「裏返し」が20%と、「表のまま」が圧倒的に多かったそうです。
レース素材などのデリケートな衣類は裏返して洗ったほうがいいとよく言いますが、通常、靴下はダメージを気にするほどデリケートとは言えないでしょう。それに、表のまま洗濯したほうが畳むときにラクですよね。
靴下や肌着は裏返しが正解
ところが洗濯洗剤メーカーによれば、靴下はもちろん、肌着も「裏返し」にして洗濯するのが正解だそうです。
靴下や肌着は衣類の中でも特に臭いが気になるものですが、その原因は身体から出る汗や皮脂、角質など。直接肌に触れている裏を外側にして洗濯したほうが、よりきれいに洗い上げることができるというわけです。表側に毛玉ができにくくなり長持ちするというメリットもあります。
ただし、表側に泥汚れや目立つ黒ずみがある場合は、汚れに水流を当てたほうがいいので、表のまま洗ったほうがいいようです。
裏返し派だった皆さんは、これからも堂々と裏返したまま洗濯機に入れられますね。もっとも、丸まった状態だと汚れは落ちませんので、そこだけは注意しましょう。
※株式会社ウェザーニューズによる調査。実施期間:2021年6月3日~4日、回答者:7887人。